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京都市営地下鉄京都駅駅ナカの愛称募集 [京都地下鉄]

http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000113206.html

 この度,「コトチカ四条」(地下鉄四条駅),「コトチカ御池」(地下鉄烏丸御池駅)に続き,本年秋の開業を目指して地下鉄京都駅構内で整備を進めている「コトチカ京都」の概要が決まりましたので,お知らせします。
 また,リニューアルに併せて,「コトチカ京都」の中に新たに誕生する待ち合せや小休止などにご利用いただける空間の愛称を募集します。地下鉄京都駅の待ち合せの目印となるよう,市民や観光客の皆様に親しんでいただける愛称を多数お待ちしております。
 「コトチカ京都」の開業により,日々,通勤や通学で地下鉄をご利用いただいているお客様だけでなく,京都にお越しになる観光客の皆様を温かくおもてなしし,多くの方々に親しんでいただける地下鉄駅へと一新しますので,ご期待ください。

(引用ここまで)

以前も採りあげました京都市地下鉄京都駅の駅ナカ続報です。
だいぶ気合いが入っていますね。確かにドル箱駅でしょうから、力も入るでしょう。ただし、この駅はJR、近鉄がひしめく激戦地。地下街も普通にあるようですし。そこで、エキュートよろしく「空間プロデュース」というわけでしょうが、どうもその空間が狭すぎるような・・・。



京都駅に「コトチカ」来秋オープン [京都地下鉄]

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110610000063

 京都市交通局は10日、市営地下鉄京都駅(下京区)で来秋の開業を目指す駅ナカ商業施設「コトチカ京都」の店舗概要を発表した。現在、営業中の4店舗は2011年度末に閉店し、改札口周囲を全面改修。通路部分の活用で店舗面積を5倍の610平方メートルに拡大し10店舗を設ける。11年度中に着工し、市交通局は「経営改善の切り札にしたい」と意気込む。

 交通局の駅ナカは昨年10月、四条駅に「コトチカ四条」、5月に烏丸御池駅の「コトチカ御池」がオープン。乗客増と増収につながり、1日乗降客数が10万2千人と地下鉄駅で最多の京都駅にも設けることになった。

 計画では、北改札の案内所付近の通路部分(370平方メートル)を改修し、コンビニや服飾、雑貨店など7店舗を新たに配置。案内所は南に約50メートル移設する。中央改札東側では券売機を南に10メートル移し、売店を2店舗設ける。中央改札北側の雑貨店が営業する場所はカフェなどの飲食店に変更。付近にベンチや時計台を設けて待ち合わせができる「おもてなし広場」にする。

 北改札付近は年明けに着手し、来秋に開業する。中央改札付近は12年度に工事に入り、13年春のオープンを目指す。総事業費は7億5千万円で、交通局は年間1億2千万円以上のテナント収入を見込む。

(引用ここまで)


京都市営地下鉄の駅ナカ施設「コトチカ」は、ここが3ヶ所目になります。
ただし、ここはJRや近鉄との接続駅ですから、当然この両社も駅ナカを営んでおり、対決になるでしょう。
というより、普通に地下街と隣接しているようですね。かなり大変かもしれません。

さて、総事業費7億5千万円で、収入見込みが年間1億2千万円。単純に想定通りなら6年で回収。
とはいえ、まだテナントが決まっていないようですから本当にこの収入があるかどうかはまだ・・・。何しろ、入居する店舗によって当然、家賃収入も違うでしょうから。それとも、もしかして固定家賃でしょうか?

それと、記事にある地図を見ると、10店舗というわりに、せまいような…。
年間家賃1億2千万。10店舗で割ると1200万円です。つまり、各テナントは月100万円の家賃を払うわけです。売上の5%が家賃とすると、2000万円の売上が必要です。毎日70万円ですよ。狭い店舗で、競合とひしめき合いながら、この目標を達成できるのでしょうか。

獲らぬ狸の予感が・・・



京都地下鉄烏丸御池駅「コトチカ」オープン > 遅ればせながら・・・ [京都地下鉄]

http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20110516000154

 京都市営地下鉄の烏丸御池駅(中京区)で16日、市交通局の駅ナカ商業施設「コトチカ御池」が開業した。烏丸、東西線の乗り継ぎ客を狙ってコンビニとカフェの2店舗がオープン。地下鉄の駅ナカは京都駅、四条駅に次ぎ3カ所目となる。

 自主再建が義務付けられる健全化団体に指定された市交通局が増収増客策の一環で、昨年10月に四条駅の駅ナカ「コトチカ四条」を設置。好評のため、1日約8万7千人の利用客がある烏丸御池駅でも空きスペースを活用し、約9千万円を投じ整備した。

(引用ここまで)


この記事に記載のある「16日」とは、5月16日のことです。
この施設については、以前にブログでエントリしました。自分で記しておきながら、すっかり忘れておりました。反省しております。

予定通りコンビニとカフェが開業です。
この駅は乗降数は少ないが乗換客が7万人いるとのことで、期待されるところですが、「乗換客の買い物」というのはもともと単価が低いことで知られており、どこまで売上を伸ばせるかが懸念されます。
まして地下ですから、全体的に暗くなりやすく、買い物客のテンションを下げます。どこまで照明や採光で明るく出来るかが勝負なんですが、LEDですかあ。

それと、カフェを改札内に造ってしまっていますが、改札内では「待ち合わせ客」を取り込めないのではないでしょうか?
門外漢の、地元民でもない人間ですので不躾ではありますが、コンビニを改札内にして、カフェを改札内外兼用としたほうが良かったのではないかと・・・。




京都市営地下鉄の模索 [京都地下鉄]

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110216000172

 京都市は地下鉄、市バス、上下水道の4公営企業の2011年度当初予算案を発表した。経営健全化団体の地下鉄、市バスは乗客数が堅調なことから、大幅な経営改善に重点を置く編成となった。

(中略)

 事業では京都駅改札口付近に10店舗の入る駅ナカ施設整備に1億7千万円を組み、12年度開業を目指す。烏丸線開業30周年記念事業に500万円を措置し、開業日の5月29日にイベントも開催する。

(引用ここまで)

京都市交通局、強気ですね。
今年度に開業した駅ナカ施設が好調のようで、来年度、さらに手を拡げるようで。
ただ、四条駅の施設が本当に収益を安定的に上げられるかはまだまだ未知数です。
それに、支援してくれる東京メトロもどこまで面倒見てくれるか…

ただ、いつまでもお役所仕事はダメだという自覚はあるようで、最近は「サブウェイ・パフォーマー事業」とか、面白いこともいろいろやっておりますね。(http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000078684.html

頑張って賑やかな空間を築きあげてほしいものです。


「京都市営地下鉄、駅ナカが好調」 > NHKの報道です [京都地下鉄]

http://www.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2013088491.html

厳しい経営状況が続く京都市営地下鉄は、駅に隣接した商業施設がオープンした効果で、乗客の数は改善していますが、依然として巨額の赤字を抱えていることから、市では来年以降も沿線への施設誘致など乗客を増やす取り組みを続けていくことにしています。
京都市営地下鉄は、建設にコストがかさんだため、開業以来赤字が続き、昨年度の赤字は117億円と1日あたり3200万円の赤字を出すなど、今も4800億円以上の借金があります。
このため平成30年度までに1日当たりの乗客の数を今より5万人多い37万5000人にするという目標を立てていわゆる「駅ナカビジネス」に力を入れるなど経営改善に取り組んでいます。
その一環としてことし10月には京都市中京区の四条駅に商業スペースの「コトチカ四条」をオープンさせました。 その結果、10月と11月には四条駅の1日あたりの乗客がおよそ4000人増え、4月以降のすべての駅の乗客も昨年度の同じ時期に比べて1.2%増えるなど、好調な滑り出しを見せています。

(引用ここまで)


NHKの報道ですので、もちろんその内容についてはNHKの責任です。交通局がどのような取材を受け、どのような受け答えをしたのかはわかりませんが、微妙な内容ですね。
前年より、乗客が1.4%増えたって言われても、新型インフルエンザや高速道路優遇政策で大打撃を受けた昨年と比較しても意味があるとは・・・。
確かに駅ナカ事業を頑張っているようですが、それ単体で乗客数を増やせるほどの規模ではありません。もちろん、小売業で日銭は稼げますが、初期投資もあるはずですのでどこまで収支で貢献できるかはまだ未知数でしょう。
年間で、数億円程度の収入は見込めるでしょうが、累積債務はその1000倍ありますからね。たとえ焼け石に水でも、ないよりはマシ。という感じなんでしょうか。

ちなみに、京都市営地下鉄は1月に「国際会館駅」にミニコンビニ「洛マート」を開業するようですね。

http://www.kyotoshi-kotsu-kyoryokukai.or.jp/




京都市営地下鉄 烏丸御池駅に新しい駅ナカ(来年5月) [京都地下鉄]

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20101119000066

 京都市営地下鉄の烏丸線と東西線の乗換駅「烏丸御池駅」(中京区)にカフェとコンビニが出店することになった。改札内に店舗を設けるため、改札口を出ずに利用できる。市交通局では、乗り継ぎ客をターゲットに来年5月の開店を目指している。 烏丸御池駅の昨年度の利用客数は1日当たり1万8千人と地下鉄駅では4番目だが、改札口を通らない乗り換え客を含めると7万人。トップの京都駅5万2千人、2位の四条駅4万2千人より多く、地下鉄の増客対策の一環で出店を決めた。 場所は北改札口付近で、市交通局が出店を募ったところ、5社から希望があり、18日までにカフェとコンビニの2店舗の進出が内定した。カフェは改札内、コンビニは改札内外の両方に入り口を設ける。烏丸御池駅は両線の乗換駅で、近くにオフィスビルも多いことから、通勤通学途中の会社員や学生の利用が期待できるという。 市交通局が増客に向け力を入れている「駅ナカビジネス」としては、京都、四条に続き3駅目。特に四条駅で10月に開業した「コトチカ四条」は好調で利用客増に着実に効果が出ていることから、烏丸御池での展開にも期待が集まる。 (引用ここまで)

少し古い記事です(11月19日)。ただ、京都市交通局のHPにはテナント決定の発表はなかったので、いまひとつ詳細が定かではありませんが。

記事でも触れていますが、京都地下鉄は「コトチカ四条」という駅ナカ施設を開業しています。ちなみに、ここは東京メトロが協力したそうです。この烏丸御池にも東京メトロが噛んでいるのかどうかは不明ですが…。
利用者数が本当に7万人であれば、十分に市場力はあると思います。
ただ、一つ気になるのが、コンビニについて「改札内外の両方に入口」とかいう点。どんな構造だろう??
入札資料では55㎡と70㎡(どっちがコンビニでどっちがカフェかは分からない)となってるから、それほど広くはないと思うんだけど、余計な機能を付けて店舗設計に足枷はめるより、割り切って改札内オンリーにした方がいいと思いますが。記事にも利用客は少ないが乗換客は多いとか書いてるんだし。



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