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京都駅に「コトチカ」来秋オープン [京都地下鉄]

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110610000063

 京都市交通局は10日、市営地下鉄京都駅(下京区)で来秋の開業を目指す駅ナカ商業施設「コトチカ京都」の店舗概要を発表した。現在、営業中の4店舗は2011年度末に閉店し、改札口周囲を全面改修。通路部分の活用で店舗面積を5倍の610平方メートルに拡大し10店舗を設ける。11年度中に着工し、市交通局は「経営改善の切り札にしたい」と意気込む。

 交通局の駅ナカは昨年10月、四条駅に「コトチカ四条」、5月に烏丸御池駅の「コトチカ御池」がオープン。乗客増と増収につながり、1日乗降客数が10万2千人と地下鉄駅で最多の京都駅にも設けることになった。

 計画では、北改札の案内所付近の通路部分(370平方メートル)を改修し、コンビニや服飾、雑貨店など7店舗を新たに配置。案内所は南に約50メートル移設する。中央改札東側では券売機を南に10メートル移し、売店を2店舗設ける。中央改札北側の雑貨店が営業する場所はカフェなどの飲食店に変更。付近にベンチや時計台を設けて待ち合わせができる「おもてなし広場」にする。

 北改札付近は年明けに着手し、来秋に開業する。中央改札付近は12年度に工事に入り、13年春のオープンを目指す。総事業費は7億5千万円で、交通局は年間1億2千万円以上のテナント収入を見込む。

(引用ここまで)


京都市営地下鉄の駅ナカ施設「コトチカ」は、ここが3ヶ所目になります。
ただし、ここはJRや近鉄との接続駅ですから、当然この両社も駅ナカを営んでおり、対決になるでしょう。
というより、普通に地下街と隣接しているようですね。かなり大変かもしれません。

さて、総事業費7億5千万円で、収入見込みが年間1億2千万円。単純に想定通りなら6年で回収。
とはいえ、まだテナントが決まっていないようですから本当にこの収入があるかどうかはまだ・・・。何しろ、入居する店舗によって当然、家賃収入も違うでしょうから。それとも、もしかして固定家賃でしょうか?

それと、記事にある地図を見ると、10店舗というわりに、せまいような…。
年間家賃1億2千万。10店舗で割ると1200万円です。つまり、各テナントは月100万円の家賃を払うわけです。売上の5%が家賃とすると、2000万円の売上が必要です。毎日70万円ですよ。狭い店舗で、競合とひしめき合いながら、この目標を達成できるのでしょうか。

獲らぬ狸の予感が・・・



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